痛そうだけど座っちゃえ！

　
こちらも比較的暗い。いや、比較しなくても暗い。
最終兵器彼女と同軸の話で、
本番では語られなかった場面や多少のアレンジなどがされた話。
ただしわずか２話だけだけど。

ちせって気弱なキャラみたいに見えるけど、全然違って我が侭し放題。
それでバリバリ人が死んでいく。
どんどんちせが嫌いになれるすばらしい作品でした。

本作のヒロインであるミズキさんは、なかなか好感持てるキャラでした。
結局はこの人の悲恋が主軸で悲しい結末を迎えるわけですが、
この人の助言がきっかけでちせが大暴走する事になります。
『余計なことを言ってくれた…』と言う感じですね。

しかしまぁ、日本の開発力もイマイチですなぁ、と思うことがシバシバ。
最終兵器な人達、火力と機動力素晴らしいのですが、
防御と言うものをまったく考えていないようです。
ミサイルとか飛んできても基本的には回避か食らうことしかできません。

チャフとか迎撃装置を搭載し忘れちゃったみたいですね。
もしくは『やられる前にやれ』と言う、
保守的な日本としては珍しいイケイケな思想で作られたのかもしれません。
次期計画時にはそのあたりも配慮してみてください。

あ、でも人類滅亡しちゃってるか。残念。