痛そうだけど座っちゃえ！

上映時間にギリギリで必死で車飛ばしたのはヒミツですが、
この映画ぶっちゃけ事前情報全く無しで見に行きました。
知っていたのは『クレイアニメ』って事だけ。

で、実際に見た感想ですが、とてもクレイアニメとは思えません。
滑らかなで自然な動き、CGと言われてもおかしくないです。

クレイ（粘土）かどうかはわかりませんが、
【ストップモーションアニメ】と言われるこのジャンル、
パンフレットによると「１〜２秒撮影するのに12時間」かかるそうです。
しかしそんな苦労は見ているだけではほとんどわかりません。
それが良いのか悪いのかは微妙ですが、
おそらく何も考えないで見ればそんなことには気づかないでしょう。
それはちょっと残念かもしれない。

とにかくトントンと小気味良い感じで話が進み、
約1時間と20分があっという間に終わりました。
ストーリーや伏線はほとんど考える必要が無く、
ほぼ思ったとおりに話が展開します。
多数登場する”死人”もコミカルでユーモアにあふれる感じ。
作中で”死人の犬”と”生きている犬”が出会うシーンがあるのですが、
お互いに『おしりのにおいを嗅ぎあう』シーンは、
芸が細かくて思わず笑ってしまいました。

しかし公式サイト、重すぎます。
最近の映画の公式サイトはとにかくFlashが多くて重すぎます。
ブロードバンドなのにロード長いし困ったモンです。
それにしても公式サイトのトップ、
”死人の花嫁”の腕が左右逆な気がするんですが、
何かのオチャメなんでしょうかねぇ…？